2017年01月28日

ファイナルファンタジー XV(PS4)

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FF15より、アーデン・イズニアおじさん。

クリアしました!!
いざ語るとなると何から伝えればいいのか…となつかしのフレーズを呟きながら語彙力が明後日の方向に飛んでしまいそうな感じに、とても面白かったです。
色々「時間なかったんだろうなあ」と思える部分もありましたが、十分楽しかったです。

プレイ中は特に気にせず、ただただ泣いたり笑ったりだったのですが、ちょっとよくわかんない所を考えてたので以下ネタバレで閉じつつ…。


家族、当時の王家への愛憎だけが歪んで膨らんで復讐しか行き場の無くなったおじさん…。
そして復讐とは、自分を完全に歴史から葬り去るためにお膳立てされたものをぶっ壊して王座に着く事。

「これって六神のマッチポンプ、もとい仕組んだ流れの一つというだけなのでは?」「(倒されるのは王の命と引き換えだから)アーデンおじさんは実はしにたかったの?」というのが疑問でした。

まず後者なんですが、最後の最後で嫌がってるので相打ちは望んで無いんですよね。たぶん。
とりあえずアーデンは生き延びたかった。むざむざやられるためにノクトを育てたんじゃなさそうです。
そして最大の意味不明だった前者なんですが…。引っ掛かったのが、帝国でのアーデンの発言。

「まだクリスタルに選ばれていなかった王は、その、人々を救える唯一の男を殺してしまった」

この一文でふと「アーデンは王だったけど、代々の慣例どおりにクリスタル・六神から正式な王とは認められなかったってこと?」って思っちゃったんですよね。そして後々の混線にも繋がる要素の一つなんですが…「王は」の繋がるところは「殺してしまった」選ばれていなかったのは、当時の王なんですよね。

アーデンが選ばれるとか、結果として王が選ばれるとか云々以前の話みたい。「まだ」ってことは、少なくともアーデンの件以降=「アーデンの一件があって初めて、王の血と指輪の決まりが生まれた」ってとると、大体しっくりきました。

星の病は元々あって、六神でもどうにかできる類のものではなかったけど、脅威というほどではなかった。
(ひょっとしたら人の悪意が生み出すとか、そういうファンタジーなものかもしれません)
でもアーデンの時代に猛威を振るい、見過ごせなかったアーデンは良かれと思ってその寄生虫を取り込んだものの、事態が悪化してしまった。
(アーデンが元々強い人間だったので、魔王みたいなトンデモ変異体になってしまったとか…実際不老不死で強いですし。アーデンは「人を救える唯一の男」等々言っていましたが、アーデンの話でしかないので、本当の意味で人々を救えたのかは疑問です)
自分達が力を貸すから身内の問題なんだしどうにかせえよ、と言う事で過去の王は一旦アーデンを退けた。
でももっと強い力じゃないと完全に滅ぼせないから、それまでずっと指輪を受け継ぎ、クリスタルを守れ。


という取り決めで今に至ったんだろうかとの仮説に至りました。
だからこそ指輪は最後に砕け散っちゃったんかなって…。アーデン以前の時代からの決め事だったなら、おいおい今砕けたら次どうするの、って思えてしまうんですよね。
それにバハムートの啓示では、討つべきものを漠然と星の病とせずアーデンを名指ししてますし。

「クリスタルごと、その力ごと王を葬り去るのが、俺の望みなんだ」

そしてアーデンの目的は、真の王となったノクティスを倒す事なわけなんですけど…。
相打ちとなるのは本意じゃない。王家の断絶だけでは彼の目的は果たせないのでは。
自分を完全に倒す存在として用意され、皆の希望とされたノクティスが憎たらしい…倒す事で初めて自分を処刑した連中のハナをあかせる。
ノクティス個人への愛憎だとすると、なんで最終決戦で罵詈雑言を浴びせるのかわからないんですよ。
だけど自分の欲しかったものを全て手にした相手で、彼自体に執着はなくただ心底憎いのだとしたら、頷けるもので。
あの皮肉屋さんが過去を詳しくは言いそうにないので上記のセリフに至った。大元を端折ってるんじゃないでしょうか。
なので、アーデンはやっぱり目的を果たせずに倒されたと解釈していいなと思っています。

大体なんでこんな疑問が生まれたのかというと、混線したかというと、創星記に指輪の件が一緒に語られてるからだと思うんですよね。指輪の契約は、星の成り立ちの時代からあったものだと勘違いしてしまう。
でもこれまでのとおりアーデンの件以降のものと考えれば特に一連の流れの不思議は無い(はず)。

(追記)
そしてふと思ったんですが。
寄生虫が人の悪意から生まれるファンタジー生物だとすると、アーデンは人の業、原罪を背負って処刑されたので、彼の描かれたアートからしてもキリストのように見立てられてるんかしらん?とも思わないでもない。
キリストが闇落ちしたらこんな感じなんでしょうか。

だとしたらなおのこと、創世(星)記ではなく新約の話として切り離して頂ければ、って感じもあります。

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なんて事を考えていました。
アーデンはこう言ってるけど〜って思うのもやっぱり、ルーナちゃんを叩いたとこからですね。ほんとに人々を救おうとした人格者が、カッとなって女の子を叩くかいなと…。
刺したのももうそれだけで倒す理由になるんですが、そういう計画性のある行動じゃなくて、あそこはマジギレに見えたんですよね。
同情されて怒ったんならプライドが高い分認められないことへの不満はデカそうだし、癒されそうになったからというのなら寄生虫の力は他人のためじゃなくて自分の力として誇ってるから失わされてたまるか、とか。ぐるぐる。

キングスグレイブで「力は求めて得られるものではありません」との旨をルーナちゃんが言うシーンがあり、そういった事が全体を通しても語られてる気がするんですが。
それって巡り巡って、アーデンが寄生虫を取り込んだこともまた「求めて得ようとした」って事なのかな。とも思えます。
インソムニアって王都の名前も不死となって眠れなくなったアーデンがいる。倒すまで我々は眠れない。覚悟だか墓標だかの命名だったのかしらとか。
最後に玉座の間で吊るされてるのは、アーデンにとっての偽善者・鼻で笑っちゃいたい存在みたいな感じなのかしらとか。イドラ皇帝も元はイイ人だったっぽいですし。勿論ノクトへの嫌がらせメインでしょうけど。考えていくとキリがない。

とはいえ。キャラとしてのアーデンは嫌いでは無いです。むしろ好きです。
なんとか彼が救われるには?と考えていると、同情するでもないTHEオカンといった風情のイグニスの無限に思える包容力しかないのか…!などとネタ的に思いつつ。
そして最終的には倒されていただきたく。

ともあれ、今後話が追加されていって、色々明らかになるかもしれません。
この考察も一介の感想の一つと捉えていただければ〜。
posted by 萩オス at 01:31| ゲーム等の感想