2017年04月08日

ゴースト イン ザ シェル(2017)

見てきました!
色々細かい点はさておき、面白かったです。

アニメ版、原作漫画、と見ている身としても結構安心して見る事ができました。
最初、実写化の情報のあった時はあまり期待していないというか不安だったんですが、トレーラーを見てみると面白そうだなと思えてきて。それから楽しみにしていました。
以下ネタバレありあり。

設定改変は…仕方ないと思います。
アニメ版をそのままやると、実写である意義がわからなくなりそうですし。
男女としての結びつき、家族という存在感。
たくさんの人の心に呼びかけるには平易に越した事はないし、やはり最終的にそういった決着の付き方というものの見方もあるとも思います。

強いて難癖をつけるとすると、設定の変更ではなく単に美術面や演出でした。
個人の好みの話なんですが。
都市の立体ホログラムはちょっとくどすぎて、やりすぎかな〜…とか。
都市全体がちょいダサすぎてるんじゃないかな〜…とか。
当時のデザインを踏襲するだけではだめだと仰られていたまではよかったんですが、ならば今風SFとしてオシャレな方針にしてもよかったのでは…!
元々漫画にしてもアニメにしても、結構洗練された図に思えましたし…。

あとはもうちょっとなんかこう……間というか…心情や状況を説明する間がほしかったです。
なんかこう(エアろくろまわし
わかる!わかるけどなんかちょっとちがう…!
スノーホワイトの時に感じた「なんかちょっと…」をまざまざと思い出しました。

もひとつ元アニメ好きとして挙げると音楽とか…。
贅沢を言えば全部川井憲次さんでと言いたい所ですが。じゃなくても配分を増やして欲しかったですし、もう少しワクワクする楽曲が有難かったような。
悪いとは言わないんですが、どっちかというと「サスペンスかホラーかな」と思える音楽だったので、折角のアクション映画系の改変も勿体無いかなあとも思えて。

それ以外では、原作愛が感じられて、そこまでおかしくもない改変にもなっていて、よかったと思います。

ん、なんか振り返ってみると難癖が多いような気もするんですが、気のせいです。
やっぱり元のアニメや原作が好きなのでつい難癖が多く出ちゃったのかななんて思いつつ…。
見て損は無かったです。
わかりやすいお話に、あっ、これはあのシーンがくるな!とにまにまするオマージュなど。
人形使いという単語が出なかったのもちょい残念ぽいんつでしたが、それでも彼の容姿が元のメガテク・ボディの女性タイプに雰囲気が似ていてよかったです。

幾ら原作を踏襲すると言っても少佐と街角の女性とのふれあいシーンは要らなかったんじゃない?とは思えど、ほかの部分では改変の歪みがなんとか繋がってるようにも思えましたし。
原作もアニメも、バッドエンドではないのに何故か放り出されたような孤独な気持ちになるところが、改変によって安堵感のある終わりにもなっていましたし。
少佐はそんなキャラちゃうわ!と思わなくもないんですが、こちらは実写ですし。あれはあれ。これはこれで。家族がいて、そこへ戻るという終わり方もあってよいじゃない。

安易と言われればそれまでですが、やっぱりこう…湿っぽい繋がりはあると、嬉しいです。
posted by 萩オス at 12:00| ゲーム等の感想